体幹トレーニングって効果あるの??バランスが良くなるって本当??
こんにちはカリッソです!!
体幹またはインナーマッスルなんて呼ばれ方もして体幹を鍛えると体のバランスが良くなってスポーツなどで有利になるって言いますよね。
ですがベンチプレスやデッドリフト、バックスクワットなどのBIG3に象徴されるように今は効率よく体幹部も鍛えながら全身を鍛えることのできる種目が多くあります。
その中であえて体幹トレーニングなるものを別個でやる必要はあるのでしょうか??
ということで今回は体幹トレーニングについてお話ししたいと思います!!
そもそも体幹ってどこ??体幹トレーニングって??
みなさん当たり前のように体幹と言いますが具体的にはどこのことを指すのでしょうか??
体幹とは一般的にはお腹と腰回りの筋肉全般を指します。
その中でも深層に位置する筋肉はインナーマッスルとして扱われ、スポーツの局面などでバランスをとったり、姿勢を維持するのに必要だと言われていますよね。
このお腹周りや腰、背中の筋肉を固めて姿勢を維持することで体幹部及び、インナーマッスルを含めた体幹部の筋肉を鍛えようとするトレーニングを体幹トレーニングと呼びます。
代表的な体幹トレーニングとしては先ほどのプランクやバランスボールを使ったものもあります。
体幹トレーニングの効果って??バランスは良くなる??
今回の記事のメインですが体幹トレーニングにはどんな効果があるのでしょうか??
具体的には
- 姿勢の安定
- 腰痛の改善
があると言われています。
ですが姿勢の安定効果ならばバーベル種目のバックスクワットなら姿勢を維持しながら行うので体幹を鍛えながら他の部位を鍛えることもできます。
そして姿勢の安定効果も必ずしも体幹トレーニングによって上がるわけではないという結果がReedらによる2012年の研究で明らかになっています。
なので体幹を鍛えるならば結論的には他の体幹部位も一緒に動員するトレーニングをやった方が効率がいいです。
腰痛の改善に関しては一定の効果があるそうです。
体幹トレーニングは腰を痛めた後の短い期間に限れば、筋トレよりも痛みを和らげるのに効果的であるという報告があります。
なので短期間のリハビリ目的で体幹トレーニングを取り入れるのは効果的と言えるでしょう!!
しかし普段からスポーツや筋トレを行う人にとって体幹トレーニングは必ずしも効果があるとは言えません!!
スポーツで必要なバランス能力はその競技の練習でつけるべき!!
体幹トレーニングでつけたバランスがスポーツの局面でも役に立つかというと必ずしもそうではないという研究結果があります。(Reed,2012)
研究結果もそうですがそもそもプランクの姿勢とスポーツの時にバランスを維持しなくてはいけない姿勢って全く違いますよね。
バランスボールの上に乗って行う体幹トレーニングもありますが果たしてスポーツの中でバランスボールのような不安定な足場でバランスを保つような動作がどれだけあるでしょうか??
それだったら普通に競技の練習を通してその競技特有の動きを反復してしっかりと体に染み込ませたり、その競技の中でバランス能力を培えばいいと思います。
トレーニングには特異性の法則というのがあり、その動作や動きのバランスはその動作の練習の中でしか鍛えることができないのです。
なので体幹トレーニングでバランス能力を頑張ってつけるよりも、競技力の向上のためならばその競技の技術練習をした方が効率もいいですし、上手くなれるので一石二鳥です!!
なのでその競技で必要なバランス能力やコーディネーション能力はしっかりと技術練習を行なってその中で高めていくようにしましょう!!
スポーツに必要なフィジカルを鍛えるならバーベルやダンベルを使った筋トレをするべき!!
先ほども述べましたがスポーツ競技のパフォーマンスを伸ばすのが目的であればダンベルやバーベルを使って全身をくまなく鍛える方が効果的です。
かっこいい体を作るために筋トレをしている場合も同様でプランクなどの体幹トレーニングで鍛える体幹はバックスクワットやデッドリフトなどの種目でも一緒に高負荷を用いて鍛えられるのでそっちのが効率いいです。
なのでどうしても体幹トレーニングだけがしたいんだ!!という場合を除けば特段に体幹トレーニングを重要視してそれだけを行う必要はあまりないと思います。
当サイトでは体を効率よく鍛えるための筋トレのやり方も紹介しているのでそちらをご覧ください!!