マッスルファイターズブログ

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スポーツと遺伝子って関係あるの??筋肉のつきやすさは才能なの??

 こんにちはカリッソです!!

 

スポーツをしてると必ず行うのがスタミナをつけるための持久力トレーニングと呼ばれる走りこみやパワーを強化してプレーにキレを出すためのフィジカルトレーニング、つまり筋トレなどですよね!!

 

ですがチームや団体で練習してると同じ練習をしてるのになぜかめちゃくちゃ体力があったり、筋肉がムキムキだったりする人っていますよね??

 

それはもちろんその人自身の努力も大いにありますが、もしかしたら遺伝的な要素が関係しているのかもしれません。

 

ということで今回はトレーニングの局面において遺伝子の存在がどれだけ結果に左右するのかお話しします!!

 

 

人は遺伝と環境によって作られる!!

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よく才能って言葉がありますが才能が仮に生まれ持った遺伝子によって全て決まるとするならば非常に面白くないと思います。

 

実際には遺伝子が行動やトレーニングの局面で影響を持つ割合は確かに多いですが人間は先天的に授かった遺伝子だけでなく、後天的な要素である環境によっても能力が決まります。

 

ここで言う環境とは食べ物の差や運動量の差など遺伝子とは関係のない要素を指します。

 

基本的に人間の能力はこの遺伝子と環境的要素によって決まると言われます。

 

これは結構面白くてスポーツ以外の分野でも研究によると

 

知能は遺伝子が60%、環境が40%

性格に関しては遺伝子の影響は30%程度と少ない

芸術センスは物によりますが50%ずつくらい

 

と言われていて必ずしもこれらに当てはまらずとも人間の行動や能力において遺伝子の影響は大きい、と言うのは紛れもない事実です!

 

 

筋力のつきやすさは遺伝??

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筋力はZempoらの研究によると遺伝子の割合が52%程度であるという研究結果が出ています。

 

筋力において遺伝の割合が52%ということは環境的要因との割合がほぼ同等であるということになります。

 

つまり筋力は遺伝という才能ではなく、トレーニングの仕方やタンパク質などの栄養の摂り方という環境的要因によっても大きく差が出るのです!!

 

ただあくまでこれは個人のポテンシャル内の話であって我々アジア人や白人、黒人などの人種間で比較した時に、骨格の大きさなどの元々の違いから同じトレーニング内容でも差が出てしまうのは否めないです。。。

 

 

ですがしっかりと正しいアプローチの元に筋トレを行えば誰でもある一定のレベルまで筋力を高めることができるという証明にはなっていますね。

 

 

持久力(スタミナ)は遺伝子と関係する??

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持久力はmiyamotoらの2017年の研究によると遺伝的な要素は67%と言われています。

 

このパーセントは持久力を図る上での一つの基準となる最大酸素摂取量の遺伝的要因の割合を表しています。

 

この持久的体力は先天的な差異に比べてトレーニングの変化が少ないと言われています。

 

最大酸素摂取量は持久力を図る上での基準となりますがこの値は個人で30〜80ml/ min/kgと広範囲に分布するのに対してレーニングによる伸び代はわずかに20%しかないです。

 

なのでスタミナは鍛えれば鍛えるほど伸びる、スタミナがない選手は走りこみが足りない、というのは間違ったイメージということです。

 

どの選手も持久力の必要な競技では素質の範囲内で持久力を最大限に高めるべきですが達することのできる上限には差があり、その伸び代も大きくはないということは覚えておきましょう!!

 

持久力トレーニングをすれば誰しもが長友選手のように90分間を縦横無尽に走り周っても大丈夫なようになるわけではないのです。

 

最大酸素摂取量とは

 

最大酸素摂取量とは運動中に体内に摂取することのできる酸素量の1分間あたりの最大値です。

最大酸素摂取量は持久力トレーニングで鍛えられ、これが高いことが持久力があるということの指標になります。

 

 

自分にあったプレースタイルを選択しよう!!

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ここまではスポーツにおいて重要な要素である筋力と持久力においてどれだけ先天的な遺伝子が関係あるのかについてお話ししましたがここで重要なのは自分はどんな特徴を持っているかを理解することだと思います。

 

例えば持久力があまりないサッカー選手が長友選手のようなプレースタイルを目指すよりも自分の長所を理解してしっかりと受け入れてそれを伸ばす努力をする方がいいと思います。

 

僕はテコンドーという格闘技を行なっていますが僕もどちらかというと持久力がある方ではないので代わりに相手をよく見てカウンターを決めたり、体力を大きく消費してしまうダイナミックな技の使用は控えています。

 

これは僕自身が自分の特徴を自分で分析し、自分が勝つためにはどんな戦い方がいいのかを研究し、導き出した戦い方ですのでこれは人によって異なります。

 

人には長所と短所がありますのでそれらを早く段階でしっかりと見極めて受け入れた上で日々の練習に生かしていくことがスポーツにおいては成功の秘訣であるんではないかなと僕は思います。

 

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まとめ 

 

いかがでしたか??

確かにスポーツなどのフィジカル局面では遺伝的な要素があるのは事実ですが決して100%ではありません。

 

それは逆を取れば上限こそあれど誰でもしっかりトレーニングをすれば一定のレベルまでは到達できるということです。

 

しっかりやれば結果が出るのは保証されているわけです!!

だったら後はやればいいだけですよね??

 

なのでしっかりとトレーニングしましょう!!ではまた!!

 

 

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